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【 子育てと親の勉強 】 親子の信頼関係をどう育てるか > > 子どもの話をとにかく聞くことから

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親子の関係

子どもの話をとにかく聞くことから


聞いてくれる人がいると 話す気持ちになる

 自分をしっかりと受け止めてくれる人がいると、
また自分の話をしっかりと聞こうとしてくれる人がそこにいると、
本人は話をしようという気持ちになる。


 それとは逆に、先回りをして話の途中で口を出したり、
話題を相手から取り上げたり、話の腰を折るような人が相手では、
誰もが話をする気持ちを失うだろう。もう話をしたくない、と思うだろう。


 相手が話を続けるのを励まし、相手の気持ちを支え、
相手の次の言葉を待つ強い意志が聞く側には必要である。
これらの動作は、「私は、あなたの話をしっかり聞こうとしていますよ」、
という無言のメッセージを話し手に送ることになる。
話を聞く側の責任であり、聞き方の基本姿勢でなければならない。


聞く側に問題がある
 受け止める側、話を聞く側が相手の話を潰している場合が
非常に多いように思えてならない。


 相手の話にどう反論しようか、私は彼にこれだけは話したい、
これだけはきちんと言い聞かせなければ、何とか自分の意見を彼に伝えたい、
自分の思うように相手を納得させたいなどと、
自分の気持ちを考えている場合が多いのではないだろうか。


 また相手の発する言葉から、聞く側が自分勝手に連想ゲームをしている場合がある。
このような状態にあるときには、相手の話は音としては聞こえているが、
話の内容をしっかりと掴むことは難しい。


まずグラスを空にする

 このように話を聞く側が自分の気持ちを優先しているということは、
相手の話を聞く姿勢がないと言ってもいい。話す相手を尊重する姿勢、
とにかく話を聞こうとする謙虚さに欠ける姿勢であると言えるだろう。
人の話の聞き方としては、非常にまずい方法である。


 子どもの話を聞く親の立場、生徒の話を聞く教師の立場にある人は、
特に注意したい態度である。
無意識のうちに相手と自分を上下関係で捉えようとしていないか、
振り返って見ていただきたい。 ちょうど水を満たしたグラスに、
さらに水を注ごうとするようなものである。注いだつもりの水は、そのままこぼれ落ちるだろう。


 相手の話をしっかり聞くには、まずグラスを空にしなければならない。
全神経を話す相手に集中し、何が何でも聞くのだという強い意識を持つことである。


 相手はあなたのこのような心の状態を敏感に感じ取る。
ああ、相手は私の話を聞く姿勢がないのだと受け取る。この相手に話をしても無駄だ。
どっちみちすぐに細かい点に、ちょっとした言葉尻や言葉の使い方、
話し方に反論してくるだろう。
このように受け止めて、相手の話す意欲はそがれることになる。


 子どもが親に話さなくなったと感じるなら、親は自分の態度を振り返ってみる必要がある。
子どもが話そうとしない原因は、多くの場合親の側にある。
親の話を聞く姿勢にあると言える。




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プロフィール

Author:kenm77
40年にわたって、私 松田 虔(けん)は、人間教育の経験、指導理念の確立、社会教育現場での専門的な指導経験、 多岐にわたる指導者育成の経験を積み重ねてきました。

子どものキャンプの専門家として、40年間指導と企画運営に携わってきました。

そして、青少年育成の半分は親と指導者の育成であると認識し、指導者の育成にはことのほか力を注いできました。


家庭教育の場に置き換えれば、子どもにとっては指導者である
親のあり方、姿勢、心構え」が、
そして「親の生き方」が、
子どもがどのような人間に育つかの鍵を握っていると言えます。

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